アロマテラピーとは
アロマテラピーとは植物から抽出した精油を用いて香りの効果により心身の不調を改善し、リフレッシュさせる健康法です。
ハーブなどの自然植物が生み出す「芳香成分」を利用して、肉体や精神を健康にするという「自然療法」の1つです。
アロマは、「芳香」、テラピーは「療法」を意味します。一般的に、アロマテラピーとは、植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)を使った「健康法」と定義されています。
しかし精油に限らず、ハーブティーを飲んだりお花の香りをかいだりし、心と体によい結果をもたらすさまざまな植物の香りの利用方法すべてを、広い意味での”アロマテラピー”といえることができます。
療法というと、病気やケガを治療するために用いられるものと思われがちですが、アロマテラピーは予防医学的な要素を持っています。人間には本来、自己免疫力(自分で治そうとする力)が備わっていて、ストレスなどの影響でこの力が発揮できなくなり病気になることがあります。例えば、疲労が溜まったときに甘くてやわらかい香りをかぐと、なんとなく元気になったり、体調が悪いときにはスッとする香りのお茶を飲むことで回復できたりします。香りは心身を”リラックス”させ、自己免疫力を高める効果があるのです。ただし、こころとからだが受け付けないような嫌いな香りをかいでも良い効果は期待できません。まずは、香りをかいだときに心地よいと感じる好きな香りを見つけることが大切になります。
アロマテラピーのリラックス効果
- 気持ちを落ち着かせてくれます。
- 冷静な思考へと導いてくれます。
- しっかりと前向きな気持ちにさせてくれます。
アロマテラピーの体への効果
- 食欲など感情をコントロール作用がありますので、ダイエット等を助けてくれます。
- 利尿作用がありますので、デトックスやむくみに効果的です。
- 汗や皮脂などの分泌を抑える働きがあります。
- ホルモンバランスを整える助けをしてくれます。
- 気分を高揚させる効果があります。
アロマテラピーの美容効果
- しわのある老化した肌を若返らせるはたらきがあります。
- たるんだ肌をひきしめます。
- 傷や荒れた肌などの皮膚再生を助けます。